脱酸素剤の効果と種類について

脱酸素剤とは

食品の劣化や酸化を防ぐために、密閉された袋内の酸素を吸収する鮮度保持剤です。食品のカビの発生や酸化を防止する効果もあります。洋菓子などに必要な油脂成分の酸化を防いで品質を保ちます。

脱酸素剤の種類ごとのおすすめ品

エバーフレッシュ Q・QJタイプ

酸素の吸収が早いので、水分量が多く、痛みやすい商品におすすめです。

例) カステラ、マドレーヌなど

エバーフレッシュ L・LJタイプ

酸素の吸収が比較穏やかな商品です。水分量が少なめな製品に適しています。

例)クッキー、ナッツ類など

エバーフレッシュ VQタイプ

QJタイプのものに酸素検知剤が付属された製品です。酸素があるときには紫色、無酸素状態になるとピンク色へ変色します。

例) カステラ、マドレーヌなど

エバーフレッシュ Cタイプ

酸素を吸収しつつ、炭酸ガスも抑える商品です。焙煎コーヒ豆向けです

例) 焙煎コーヒー豆

エバーフレッシュ KWXタイプ

高水分の食品向けで、商品から蒸発する高い湿度に触れて酸素を吸収し始めます。

例) どら焼き、チーズなど

エバーフレッシュ COタイプ

酸素を吸収すると、同じ量だけ炭酸ガスで発生させ、容器内の加圧を均等に保って袋の収縮を防げます。

例) 豆菓子、煮干しなど

酸素検知剤は、熱・光・乾燥には強くありません。直射日光下や蛍光灯下に長時間放置しないで下さい。
OPP袋等ではなくガス袋をご使用ください。

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